回線スピードと通信制限

無料通話アプリが発達し、通常の音声通話ではなく、スカイプやラインを中心に連絡を取る方も多いかもしれません。携帯電話に比べて、スマートフォンは非常に使い勝手が良いです。
確かに便利な機能ですよね。料金無料ですし、使いようによっては通信費を抑えることが可能です。

でも気になることがあります。
それは通信速度のことです。SkypeやLINEなどを行う場合、ある程度の回線スピードが必要になります。
具体的にはどのくらいのスピード必要なのでしょうか?

必要な回線スピード

無料通話できるアプリは様々ありますが、どのくらいの通信速度が必要なのでしょうか?
簡単にまとめてみました。

Skypeビデオ通話の場合

Skypeアプリはインターネットを使った通信手段になるので、インストールさえしてしまえば、世界中どこでも無料で音声通話、またはテレビ電話が接続可能です。
インターネットを使うので、やはり、ある程度の通信速度がないと、会話が断絶的になったりして、聞き取りにくくなります。

  • 標準画質 : 300Kbps
  • 高品質 : 500Kbps
  • HD : 1.5Mbps

この程度の通信スピードが必要になります。
当然ですが、高品質になればなるほど、求められるスピードは上がるのです。

facetimeの場合

iPhone同士であるならば、無料で通話ができるアプリケーション。それがfacetimeです。
設定も楽ですし、日本ではiPhoneユーザーが多いので、たくさんの方が利用しています。
では、facetimeではどのくらいの通信速度が必要になるのでしょうか?

  • 標準 : 128Kbps
  • HD : 1Mbps

Skypeに比べると、やや、遅めの通信速度でもOKなのが、facetimeの特徴になります。

LINEの場合

スマホユーザー必須の無料通話、メールアプリケーションがLINEです。
若い方だけでなく、中高年や高齢者の方も利用されているアプリになります。
LINEの場合、通信するにあたってどのくらいの速度が必要になるのか?公式データでは発表されていません。

ただ、ネット上の口コミを見る限り、200Kbpsではスムーズに使えなかったという情報があるので、そこから推測すると、500Kbps程度の速度が必要かと思われます。

Skype、facetime、LINEに共通して言えることは、標準の品質で通話、利用するのであれば、光固定回線、ポケットWi-Fi、WiMAX、これらの端末を使っていれば、問題なく使用ができます。
しかし、格安SIMの無制限プランによくある、最大300Kbps程度のスピードでは少し厳しいと言えるでしょう。

通信制限

固定の光回線は無制限で利用できますが、モバイルルーターやスマートフォンには、月々に使えるデータ通信量の上限が決まっています。
上限を超えてしまうと、通信スピードが制限されるので、注意が必要です。
具体的に、各ネット端末機器ではどのようになっているのか、比較し、検討していきましょう。

  • スマホ : 契約しているデータ容量(例:1GB、5GB etc)
  • ポケットWi-Fi : 月間7GB
  • スマモバ : 公式では3日で3GB
  • ※スマモバの場合、もっと小さい通信量で制限がかかるというネットの記事や口コミの回答があるので注意しましょう。

  • WiMAX2+ : 月間7GB (但しギガ放題は月間制限なし)、
    3日10GB(3日で10GBはなかなか使い切れないので事実上無制限に近い)

音声通話サービス別 1時間利用の場合のデータ通信量

外出先でも便利なSkype、facetime、LINE。それぞれのアプリケーションを1時間利用した場合、どのくらいのデータ量を消費するのでしょうか?比較してみました。

  • Skype ビデオ通話 : 約375MB
  • facetime ビデオ通話 : 約144MB
  • LINE ビデオ通話 : 約140MB

Skypeのビデオ通話は1時間375MBなので、データ量が7GB(7000MB)を超えるのは、18時間40分以上使った場合ということになります。

例えば、最近かなりポピュラーになってきたSkype英会話の場合、1日あたり50分のレッスンを受けるとすると約312.5MB消費するので、23日の利用で7GBを超える計算になります。(312.5MB ×23日=7187.5MB)

以上のことから、ポケットWi-Fi、スマモバ、スマホなど5GBや7GBといったデータ容量のものでは対応できないことが分かります。

まとめ

Skypeやfacetime、LINEなどは使用料無料で、海外や旅行でも使える便利な機能ですが、頻繁にアクセスする場合、ある程度のデータ量を消費します。
仮に、頻繁に使わないのであれば、ポケットWi-Fiなどでも対応できますが、頻度・利用時間が長くなると、通信制限に引っかかる可能性があります。

そういったことを考えると、通信制限の心配をしないでたっぷりと使えるネットワーク回線は、光の固定回線かWiMAXという選択になります。